Risshisha Monument

自由民権運動の一つの出発点

板垣退助らが自由と人権を目指して作った政治結社の本拠地跡です。ここを皮切りに全国に結社ができ日本が動き出した点では感慨がありました。一方、昨今の憲法軽視や相変わらずの投票率の低さが改めて思い出され憂を感じました。

石碑が有ります

高知大丸デパートの少し西側、小さな公園内に石碑が有ります。維新の元勲　板垣退助が中心となった自由民権運動の拠点です。

立志社跡の碑

高知市中央公園のやや東寄りにあります。征韓論などで西郷隆盛などと共に野に下った板垣退助が言論の力で専制政治をかえる運動をおこそう立志社を興し自由民権運動を展開しました。石碑の文字にも自由への強い思いがうかがえました。

高知市中央公園にあります。

高知市中央公園にある立志社跡の碑です。「自由は土佐の山間より出づ」と記された石碑がインパクトがあり足を止めました。 立志社は土佐に設立された政治結社で、日本の自由民権運動の中核となり板垣退助を中心地に創立されたそうです。

(立志社跡)　今では高知市中央公園となっています

立志社があった場所は、今では高知市中央公園となっていますが、帯屋町の旧町会所跡を本拠地としました。士族救済のための討論会等は政治・社会・経済にわたる重要なテーマを自由に討論するなど、後の政談演説の先駆けとなりました。立志社の社長には片岡健吉が就任し、社員は1,000人に及んだと言われます。立志社の設立後は、各地域に結社が設立されています。