Kogakuji Temple

徳川家康公の母を弔います

久松松平家の松平憲良が徳川家康公の母、お伝の方を弔うため建立されたお寺です。松平憲良にもお伝の方の血が流れています。最初は現在の千葉県野田市に創建され、大垣市ー＞小諸市と移って来ました。山門も本堂も良い形をしています。

山門は小諸城の移築門

城下町・小諸は旧北国街道沿いに、古い建物が残り、風情ある街並みを形成しています。その一角にあるお寺さんで、山門は小諸城の移築門ということで重厚な造りです。

立派な山門

駅から徒歩15分ほど、小諸城大手門を見たあと訪れました。 寺院の見所は、街道に面して立つ山門です。 元小諸城の足柄門を移築したものだそうで、とても立派で見応えあります。

本堂屋根には三の家紋が掲げられているそうです

山門の足柄門、そして２階建の楼門をくぐると正面に本堂があります。徳川家康の母を弔うため、ひ孫の小諸城主松平家が建立、その後の城主・牧野家も菩提寺とし、本堂屋根には三の家紋が掲げられているそうです。桜の樹の陰となり２つしか写っていませんでした。２階建ての楼門は小諸城下で一つしかなく、本堂と共に江戸中期の建物だそうです。歴史のあるお寺です。

歴史を感じられます

何度か法事でお世話になっております関係で中庭や本堂を拝見する機会がありました。庭園は良く手入れされており年代物の松が立派です。本堂には石仏が並び、私には価値は判りませんが歴史と重みを感じられました。