Suzuki Bokushi Memorial Museum

塩沢出身の文人・鈴木牧之

塩沢駅から徒歩5分ほど。 1989年開館。観覧料500円。木造2階建ての建物には新潟県産の杉材が多用されている。館内撮影不可。 鈴木牧之(1770～1842年)は塩沢出身の文人。越後の雪深い生活を記した「北越雪譜」(1837年発刊)は当時のベストセラーになったという。館内には雪国で暮らすための民具、鈴木牧之の人物紹介、牧之が詠んだ俳句、「北越雪譜」発刊までの道のりなどの展示の他、塩沢の特産品である...

北越雪譜

来たい来たいと思いつつ、いつも素通りでしたが、今回やっと寄れました。 北越雪譜を読んだ事は勿論ないのですが、以前より興味を持っていました。 半分は郷土資料館ですが、それなりに鈴木牧之の資料も展示されています。 庄屋さんのようで、彼自身は雪国生活に困っていたようではなく、あくまで交流のある江戸の人々に雪国文化を伝えたかったようです。

意外に良かった

実はここにくるまで、鈴木牧之という人のことは知らなかったのですが、牧之通りまできたついでに立ち寄り。１Fのフロアは木の階段が素敵で明るくて素敵です。内部の展示はこれまたいろいろ。鈴木牧之氏の功績が展示されているわけですが、商人だと看板で観たけど、文人というか画家というか、多彩な才能にあふれた人だったんだ、と。「雪国」を江戸に広めた人らしく、十返舎一九とも交流があったらしい。牧之通りの中ほどから小道...

塩沢に来たら…

今回で３回目だったと思います。なんとなく寄ってしまいます。こちらの地方に来るとしばしば名前の出てくる人の一人ですので、一度寄っておくといいかもしれません。

雪国を世のなかに紹介した文化人

鈴木牧之（すずきぼくし）なる人物はこの地に来て初めて知ったが、この記念館を見学して、その足跡から作家であり、ルポライター、科学者、画家、商人等色々な面で才能を発揮した本当の文化人だと感心した。